セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください
セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモは、特定外来生物に指定されている毒グモです。貨物やコンテナ、建築資材、自動車などに付着して国内に侵入したと考えられており、港湾地区やその隣接地域で多く発見されています。
茨城県でも多くの市町村で目撃が確認されています。今後、潮来市内でも発見される恐れがあります。
セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモは両方ともおとなしく、攻撃性は弱いとされていますが、咬まれると痛みや発熱が数時間から数日にわたって続き、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などが数週間続くことがあります。
屋外で作業するときは、軍手や手袋などを着用し、発見しても絶対に素手で触らないように注意してください。
セアカゴケグモの特徴
- 原産地はオーストラリアと考えられている。
- 成熟した雌の体長は、約0.7~1cm。
- 全体が光沢のある黒色で、腹部の背面に目立った赤色の縦条がある。
- 毒をもっているのは雌のみ。
【国立研究開発法人国立環境研究所】https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/70020.html
ハイイロゴケグモの特徴
- 自然分布地はオーストラリア、中南米、太平洋島嶼。
- 成熟した雌の体長は、約0.7~1cm。
- ハイイロゴケグモの色彩はさまざまで、腹部背面が真黒のもの、茶色や灰色を基調として斑紋を有するものなど変異が多い。
- 毒をもっているのは雌のみ
【国立研究開発法人国立環境研究所】https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/70130.html
セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモを見つけたら
- セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモを見つけたら素手で触らないように気を付けてください。
- 見つけたら家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を用いるほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等の方法で駆除してください。
- 周囲にも潜んでいたり、卵がある可能性があるため、よく確認するなど注意してください。
- 卵のうが見つかった場合も、熱湯をかける、焼却する、靴で踏みつけるなどして駆除します。殺虫剤が効きにくいといわれています。
疑わしいクモを発見した場合の連絡先
- 茨城県生物多様性センター(029-301-2940)
- 潮来市環境課(0299-63-1111内線251~253)
参考・詳細
九州地方環境事務所:外来生物対策-セアカゴケグモ
茨城県:特定外来生物「セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモ」にご注意ください-茨城県HP
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは環境課です。
潮来市役所 本庁舎 2階 〒311-2493 茨城県潮来市辻626
電話番号:0299-63-1111(代) ファクス番号:0299-80-1100
メールでのお問い合わせはこちら- 2025年10月10日
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