第2回 潮来市液状化対策検討委員会 開催 -平成24年5月24日(木)-
平成24年5月24日(木)、潮来市内において「第2回潮来市液状化対策検討委員会」が開催されました。委員会では、「第1回委員会の議事内容及び、その後の作業経緯」について報告の後、液状化対策工法を検討するために必要となる最初の調査として実施された、「地形測量実施経緯」について説明がありました。また、今後、本格的な地質調査として実施する、ボーリング、水位観測井、揚水試験などについて、事務局から調査計画が示され、これに対して各委員から、地質、地盤の専門的見地から意見が述べられました。
次に「日の出地区の概況整理」として土地履歴(造成の経緯)、道路、上下水道、家屋などの被災状況の説明が行われ、液状化対策工法の検討が行われました。
今後、各種調査結果が取りまとめられた段階で、第3回委員会が開催されます。
◆検討委員会の様子
委員会出席者
委員長
:楡井 久 氏(茨城大学名誉教授)
副委員長
:國生 剛治 氏(中央大学理工学部都市環境学科教授)
委員
:水野 清秀 氏(独立行政法人 産業技術総合研究所 平野地質研究グループ長)
:風岡 修 氏(千葉県環境研究センター 地質環境研究室主席研究員)
:先名 重樹 氏(独立行政法人 防災科学技術研究所社会防災システム研究領域研究員)
:庄司 学 氏(筑波大学システム情報系准教授)
:箕輪 秀男 氏(NPOリアルタイム地震情報利用協議会)
:阪本 和久 氏(潮来市日の出地区代表区長)
:土子 志信 氏(潮来市日の出地区副代表区長)
オブザーバー
:国土交通省、茨城県、NTT東日本、東京電力、日本瓦斯
現在進められている調査
○標準貫入試験併用ボーリング
地区全体での埋立土層、沖積各層の層厚・N値(地盤の固さ)確認及び横方向連続性確認
○水位観測井
埋立土層での地下水位分布およびその年変動把握
○揚水試験
地下水低下効果の影響範囲確認
○ブロックサンプリング
埋立土層から試料を採取して、液状化強度確認
◆地層断面の確認(ブロックサンプリング時) ◆揚水試験 |
◆水位観測井の設置 |
◆中央大学理工学部によるブロックサンプリング |
問い合わせ先
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