保健・福祉

帯状疱疹ワクチン

予防接種法の改正に伴い、令和7年4月1日から定期予防接種になります。
令和6年度開始していた50歳以上の任意予防接種は、令和7年度も引き続き、50歳から64歳までを対象に実施します。

  定期接種 任意接種
対象者 ・65歳となる方(昭和35年4月2日生~昭和36年4月1日生)
・70歳となる方(昭和30年4月2日生~昭和31年4月1日生)
・75歳となる方(昭和25年4月2日生~昭和26年4月1日生)
・80歳となる方(昭和20年4月2日生~昭和21年4月1日生)
・85歳となる方(昭和15年4月2日生~昭和16年4月1日生)
・90歳となる方(昭和10年4月2日生~昭和11年4月1日生)
・95歳となる方(昭和5年4月2日生~昭和6年4月1日生)
・100歳以上となる方(大正14年4月1日以前に生まれた方)
・60歳~64歳でヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障害を有する方
※該当する方でも、すでに接種されている方(自費含む)は、対象になりません
潮来市に住民登録のある
満50歳~64歳以下の方
助成金額 1回 4,000円
※シングリックス(組換えワクチン)は2回接種まで(2回接種の場合、合計8,000円の助成)
※ビケン(生ワクチン)は1回のみ助成
※助成額を超えた金額は自己負担となります
助成期間 令和7年4月1日~令和8年3月31日まで 同年度内に償還払いの申請をお願いします
接種場所 潮来市と契約した茨城県内の医療機関
◆市内医療機関
飯島内科・大久保診療所・常南医院・仲沢医院・延方クリニック・久保医院
◆主な市外医療機関
小山記念病院・土浦協同病院なめがた地域医療センター・
白十字総合病院 等
※市外医療機関については、かすみ保健福祉センターへお問合せください
指定医療機関はありません
接種方法 (1)医療機関に予約
(2)送付された「予診票」を記入し、健康被保険者証等を持参し、予約した医療機関で接種
(1)医療機関に予約
(2)接種し、全額支払う
(3)かすみ保健福祉センター窓口で償還払いの申請
【申請に必要な書類】
・予防接種済証・予防接種の名称を明記した領収書・振込先通帳の写し

帯状疱疹ワクチンとは

帯状疱疹ワクチンには生ワクチン(阪大微研:乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)、組換えワクチン(GSK社:シングリックス)の2種類があり、接種回数や接種方法、接種スケジュール、接種条件、効果とその持続期間、副反応などの特徴が異なっていますが、いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。

  生ワクチン(阪大微研) 組換えワクチン(GSK社)
接種回数(接種方法) 1回(皮下に接種) 2回(筋肉内に接種)

接種スケジュール

通常、2か月以上の間隔を置いて2回接種
※病気や治療により、免疫の機能が低下した、または低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できます。
接種できない方 病気や治療によって、免疫が低下している方は接種できません。 免疫の状態に関わらず接種可能です。
接種に注意が必要な方 輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6か月以上置いて接種してください。 筋肉内に接種をするため、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方は注意が必要です。

帯状疱疹ワクチンの効果

    生ワクチン(阪大微研) 組換えワクチン(GSK社)
帯状疱疹に対するワクチンの
効果(報告)
接種後1年時点 6割程度の予防効果 9割以上の予防効果
接種後5年時点 4割程度の予防効果 9割程度の予防効果
接種後10年時点 7割程度の予防効果

※合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。

帯状疱疹の原因

水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。加齢や疲労、ストレスで免疫機能が下がると、ウイルスが活性化して発症することがあります。
50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。

帯状疱疹の症状

主な症状は、体の左右どちらかに生じる痛みやかゆみを伴う発疹です。痛みを伴う発疹は、まもなく小さな水ぶくれに変化すると次第に数を増し、一部には膿がたまります。その後かさぶたになって皮膚症状は治癒し、同時に痛みも治まります。皮膚症状が治癒した後も痛みが残ることがあり、これは帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれる合併症で、帯状疱疹の後に一定の頻度で発症するという報告があります。

帯状疱疹の予防

帯状疱疹に対する完全な予防方法はありませんが、予防接種以外に自分でできる予防方法もあります。

日常生活上の留意点

・日頃から十分な休息をとりながら免疫機能の維持を心がけ、免疫機能を低下させる疲労やストレスのない規則正しい生活を送りましょう。
・食事は、さまざまな栄養素をバランスよく摂り、暴飲暴食を避けましょう。
・運動は、散歩やウォーキングなどの体温が少し上がる程度の強さのものがおすすめです。日光を浴びることも免疫機能アップにつながります。
・睡眠は、身体をメンテナンスする重要な働きをしています。規則正しい生活や適度な運動は質のよい睡眠を得るためにも効果的です。
・音楽を聴く、テレビや映画を観る、瞑想や入浴など、自分なりのストレス解消法を見つけておくと良いでしょう。

 

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせはかすみ保健福祉センター<ひまわり>です。

潮来市かすみ保健福祉センター<ひまわり> 〒311-2490 茨城県潮来市島須777

電話番号:0299-64-5240 ファクス番号:0299-80-3077

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