○潮来市認定ヘルパー養成研修事業実施要綱
令和5年1月24日
告示第13号
(目的)
第1条 この告示は、潮来市認定ヘルパー養成研修事業(以下「事業」という。)を実施することにより介護、ボランティア等に関する基本的な知識及び技術を習得し、助け合い、支え合う地域づくりを進めるボランティアとして認定ヘルパーを養成することを目的とする。
(実施主体)
第2条 事業の実施主体は潮来市とする。ただし、市長が適切に実施できると認める事業所等に事業の全部又は一部を委託することができるものとする。
(実施内容)
第3条 事業は、第1条に掲げる目的を達成するために、次の内容を実施するものとする。
(1) 潮来市認定ヘルパー養成研修(以下「研修」という。)の企画
(2) 研修受講生の募集
(3) 研修の実施
(4) 研修修了者への修了証の交付
(5) 研修修了者へのボランティア登録に関する情報提供
(6) その他市長が必要と認める業務
(受講対象者)
第4条 研修の受講対象者は、市内に住所を有し、かつ、研修終了後、ボランティア登録をしたうえで認定ヘルパー訪問サービスに従事することを希望する者とする。
(受講費用)
第5条 研修の受講費用は、無料とする。ただし、研修資料費用の実費相当額を徴収することができるものとする。
(研修の実施)
第6条 研修の実施は、別表に規定する課程を2日間で行うものとする。
(守秘義務)
第8条 事業の委託を受けた事業者等は、事業を実施するうえで知り得た情報を事業以外で利用し、又は漏らしてはならない。委託が終了した後も、また同様とする。
(その他)
第9条 この告示に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。
附則
この告示は、公表の日から施行する。
別表(第6条関係)
科目名 | 主な内容 | 時間数 |
介護保険の概要 | ①介護保険制度と介護予防・日常生活支援総合事業について | 1時間程度 |
高齢者の心と体に関する理解 | ①高齢者の心と体の変化について ②認知症サポーター養成講座 | 2時間程度 |
認定ヘルパー | ①介護技術の基礎知識について ②家事援助の方法について ③訪問時の基本的態度とマナーについて | 3.5時間程度 |
社会福祉 | ①ボランティア概論について | 1時間程度 |
救急法 | ①救命の知識と技術・急変時の対応について | 1.5時間程度 |