(趣旨)

第1条　この告示は，令和元年台風第15号(以下「台風」という。)による被災者の生活の安定と住宅の安全確保を図るため，台風により被災した市内の住宅の復旧工事を行うものに対し，予算の範囲内において被災住宅復旧緊急支援事業補助金(以下「補助金」とい。)を交付することについて，潮来市補助金等交付規則(平成9年規則第21号。以下「規則」という。)に定めるもののほか，必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この告示において，次の各号に掲げる用語の定義は，それぞれ当該各号に定めるところによる。

(補助対象者)

第3条　補助対象者は，自己又は親族が所有し，かつ災害発生時に自己又は親族が居住していた住宅の復旧工事を行う者とする。

(補助対象工事)

第4条　補助金の交付の対象となる工事(以下「補助対象工事」という。)は，次の各号のいずれにも該当するものとする。

(補助金の額)

第5条　補助金の額は，住宅の復旧工事に要する費用の10分の2の額又は50万円のいずれか低い額とする。

(交付の申請)

第6条　補助金の交付を申請しようとする者(以下「申請者」という。)は，潮来市被災住宅復旧緊急支援事業補助金交付申請書(様式第1号)に次の各号に掲げる書類を添えて市長に提出しなければならない。

(交付決定の通知)

第7条　市長は，前条の申請があったときは，その内容を審査し，補助金の交付の可否を決定のうえ，潮来市被災住宅復旧緊急支援事業補助金交付(不交付)決定通知書(様式第2号)により，申請者に通知するものとする。

(申請の取下げ期間)

第8条　申請の取下げ期間は，前条の規定による通知の送付を受けた日から10日以内とする。

(実績報告)

第9条　申請者は，補助対象工事の完了後，速やかに潮来市被災住宅復旧緊急支援事業補助金実績報告書(様式第3号)に次の各号に掲げる書類を添えて市長に提出しなければならない。

(補助金の額の確定)

第10条　市長は，前条の実績報告書の提出があったときは，その内容を審査し，交付すべき補助金の額を確定のうえ，潮来市被災住宅復旧緊急支援事業補助金確定通知書(様式第4号)により申請者に通知するものとする。

(交付の請求)

第11条　申請者が，補助金の交付を受けようとするときは，潮来市被災住宅復旧緊急支援事業補助金交付請求書(様式第5号)を市長に提出しなければならない。

(交付決定の取消し)

第12条　規則第18条の規定による交付の決定の取消しに係る通知は，潮来市被災住宅復旧緊急支援事業補助金交付決定取消通知書(様式第6号)により行うものとする。

(補助金の返還の通知)

第13条　規則第19条の規定による補助金の返還命令に係る通知は，潮来市被災住宅復旧緊急支援事業補助金返還命令通知書(様式第7号)により行うものとする。

(その他)

第14条　この告示に定めるもののほか，補助金の交付に関し必要な事項は，市長が別に定める。