麻しん(はしか)に注意しましょう
麻しんについては、現在、海外における流行が報告されており、国内においても、海外からの輸入症例を契機とした国内感染伝播事例が報告されています。
麻しん(はしか)とは
麻しんとは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、感染力が極めて強く、空気感染で容易に広まります。手洗いやマスクでは完全に感染を防ぐことはできません。
ウイルス感染後、約10日から12日の潜伏期間の後、発熱や鼻水、咳、目の充血等が見られます。この症状が数日続いた後、全身性の発疹が現れ高熱はさらに3日か4日続きます。
麻しんには特異的な治療法が無く、対症療法が中心となります。感染から回復までの約1か月間は免疫機能が低下するため、脳炎や肺炎等の重篤な合併症を引き起こす場合があります。
麻しんを予防するには、麻しんワクチンの予防接種が有効といわれています。
あらかじめ定められた期間に予防接種を受けることが大切です。
MR(麻しん・風しん)混合ワクチン定期接種
定期接種対象者の方は早めに接種しましょう。
対象者 |
MR1期:1歳~2歳のお誕生日前日まで MR2期:小学校入学前の1年間(年長児) |
費用 | 無料 |
予防接種の流れ
(1)医療機関に電話予約
(2)母子健康手帳、健康保険証、予診票を持参して接種
※新型コロナワクチンを接種した方は、原則前後2週間他の予防接種をうけることができません。接種間隔にご注意ください。
麻しん(はしか)かなと思ったら・・・
麻しんと思われる症状が見られたら、早めに受診しましょう。
受診の際には、必ず事前に医療機関に麻しんの疑いがあることを連絡し、周囲の感染を防ぐために公共交通機関の利用を避けて受診されますようお願いいたします。
(参考)
・麻しんとは(厚生労働省ホームページ)
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせはかすみ保健福祉センター<ひまわり>です。
潮来市かすみ保健福祉センター<ひまわり> 〒311-2490 茨城県潮来市島須777
電話番号:0299-64-5240 ファクス番号:0299-80-3077
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- 2024年3月14日
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