インフルエンザが流行入りしました！

本県における２０２４年第４５週（２０２４年１１月４日～１１月１０日）の潮来保健所管内のインフルエンザの定点当たりの患者報告数は１．３８です。（定点当たりの患者報告数が１．０を超えると流行期に入ったと判断します。）
（令和６年１１月１４日現在　茨城県感染症情報センター「茨城県インフルエンザ流行情報」より抜粋）

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによる呼吸器感染症で、いわゆる「かぜ症候群」とは異なり「重くなりやすい感染症」です。インフルエンザにかかっても、その多くは自然に回復しますが、肺炎や気管支炎などの合併症をおこして重症化する場合もあります。
インフルエンザにかからない、感染を広げないための対策を一人ひとりが心がけてください。

インフルエンザを予防する有効な方法

外出後の手洗い等

流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、インフルエンザに限らず接触や飛沫感染などを感染経路とする感染症の対策の基本です。
インフルエンザウイルスにはアルコール製剤による手指衛生も効果があります。

正しい手の洗い方 [PDF形式／111.92KB]

適度な湿度の保持

空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度（５０％～６０％）を保つことも効果的です。

十分な休養とバランスのとれたし栄養摂取

体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。

人混みへの外出を控える

インフルエンザが流行してきたら、特に御高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方は、人混みへの外出は控えましょう。やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度、飛沫感染等を防ぐことができる不織布製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。

室内ではこまめに喚起をする

季節を問わず、また、新型コロナウイルス対策としても、十分な換気が重要です。
一般家庭でも、建物に組み込まれている常時換気設備や台所・洗面所の換気扇により、室温を大きく変動させることなく換気を行うことができます。

ワクチン接種

インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されています。

<潮来市インフルエンザ予防接種一部助成>

【子ども】

対象者：1歳～小学6年生　　　　（助成額　1,000円／年度内2回） 　　　　中学1年生～中学3年生　（助成額　1,000円／年度内1回） 持参物：予診票、健康保険証、母子健康手帳

【高齢者】

対象者：・満65歳以上の方 　　　　・60～64歳までの方で、身体障害者手帳1級（心臓・腎臓・呼吸器・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害）の方 　　　　　（助成額　2,100円／年度内1回） 持参物：予診票、健康保険証または後期高齢者医療受給者証

【妊婦】

対象者：助成期間中に母子健康手帳の交付を受けている妊婦の方 　　　　※出産（流産含む）後は対象外となります 　　　（助成額　2,000円　年度内1回まで） 持参物：予診票、健康保険証、母子健康手帳

助成期間：令和6年10月1日～令和7年1月31日

インフルエンザにかかったかもしれないとき

・外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。
・咳やくしゃみ等の症状がある時は、家族や周りの方へうつさないように、飛沫感染対策として咳エチケットを徹底しましょう。
・安静にして休養をとりましょう。
・水分を十分に補給しましょう。
・高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなど具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。
※受診するかどうか迷った時には、
「茨城　子ども救急電話相談」：♯8000または050-5445-2856
「茨城　おとな救急電話相談」：♯7119または050-5445-2856
をご活用ください。

《参考》
☆インフルエンザ（総合ページ）／厚生労働省
☆インフルエンザの発生状況について／厚生労働省