昭和38年陶芸の道に入り、
昭和44年青年海外協力隊としてラオス国、国立美術学校陶芸科で指導にあたられ、
昭和47年益子町に香取窯築窯。
日本のみならずアメリカでも個展を開催されています。また、JICA(独立行政法人国際協力機構)の技術専門委員として中南米等の国々にも巡回指導に行かれるなど活躍中です。

この度「水郷いたこ大使」に任命され、郷里のためにと快く引き受けましたが、小さな身体が肩書の大きに押し潰されそうな気がしています。隣県に住みながら年に数回の帰省ですが、霞ヶ浦・横利根川の風景を目にすると、一時の安らぎが身体全体に感じられ、心気が癒される思いがします。生を得、育んでくれた水や風土が幼き頃の五感を呼び起こしてくれるからでしょうか。水の豊かな郷里は言い知れぬ自然界を有しています。広がる田園、風が流れ、川面に漣が走り、藻の香りがあり・・・・。胸裏に宿る故郷の想いです。
今や、地球規模で自然保護運動の機運が昂じています。今の美しき水の郷を一人一人が大切にし、後世に残し続けるのが、私達の責務でもありましょう。これを機に多くの人々に故郷をPRし、又、市の発展向上に、多様な面から思考し少しでもアドバイスができ、お役にたてればと念じています。“故郷山河”に乾杯。どうぞよろしくお願いいたします。