近年、分電盤の点検商法に関する相談が急増しています。
相談事例では、業者が電話で突然分電盤やブレーカーの点検を持ち掛けて家を訪問し、「すぐに交換しなければ漏電して火事になる」などと不安をあおり、分電盤の交換を迫る手口がみられます。中には、電力会社やその委託会社を名乗り、信用させる例もみられます。
分電盤を含む家庭用の電気設備については、4年に1回の法定点検が電力会社に義務付けられています。
法定点検の場合は、必ず事前に書面で通知の上、登録調査機関の調査員証を携帯した調査員が来ます。
点検後にその場で何らかの契約を勧誘することはありません。
少しでも不安を感じたり、わからないことがあれば、契約している電力会社に確認し、また、家族や周りの人、消費生活センターに相談しましょう。

契約している電力会社に委託されたと言う業者から「分電盤の点検をする」と電話があった。
昨日訪問してきて、点検後に「分電盤が古いので漏電する可能性もある。危険なので交換した方がいい」と言われた。
漏電したら困ると思い、約23万円で契約し、数日後に工事予定だ。念のため、契約している電力会社に確認したところ「この業者は当社とは関係ない」と言われた。不審なので解約したい。
(90歳代 男性)
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