令和6年3月に策定された「第2期潮来市学校適正化計画」に基づき、潮来市内の小中学校の統合準備をすすめています。
「第2期潮来市学校適正化計画」では、近年学校を取り巻く変化や少子化の進展を踏まえて、児童数・生徒数の将来推計、これに基づく適正規模・適正配置の見直しを行いました。
計画の主な内容は以下のとおりです。

児童数推計では、津知小学校の児童数が100人を下回ってくることになります。そのため、将来的に複式学級となることから、児童の適切な教育環境を確保することを目的に、中学校区が同じである潮来小学校と令和8年4月に統合する予定です。現在、PTA・学校・地域の代表者で構成する統合準備委員会を9回開催しました。施設・学用品・通学・PTAなど様々な分野について協議しています。
〇 潮来小学校には、統合により必要となる学級の教室数等の施設は確保されています。
〇 令和7年度に体育館改修工事(エアコン設置)を実施しており、令和8年1月に完了見込みです。
〇 津知地区の児童の通学については、スクールバス3台を運行し利便性や安全性を確保します。


生徒数推計では、牛堀中学校の生徒数が100人以下となっており、令和10年には77名と推計されています。そのため、生徒の健全な教育環境を確保することを目的に、隣接地区の潮来第一中学校と令和8年4月に統合する予定です。現在、PTA・学校・地域の代表者で構成する統合準備委員会を5回開催しました。施設・学用品・通学・PTAなど様々な分野について協議しています。
〇 潮来第一中学校には、統合により必要になる学級の教室数等の施設は確保されています。
〇 牛堀地区の生徒の通学については、スクールバスを3台運行し利便性や安全性を確保します。
計画の推計値(市外の中学校への進学も考慮した推計値)では、令和15年度も中学校生徒数が405名となっており、生徒数の減少がますます加速化していくことが想定されます。そのため、生徒の適切な教育学習環境のの整備のため、市内中学校の一校化を進めてまいります。中学校一校化検討委員会は、市内の中学校より選任された学校・PTA・地域の代表者で構成され、令和6年度の中学校一校化検討委員会では、計2回の検討委員会を開催したほか、市内中学校の視察を行いました。令和7年度に新たに設置された中学校一校化検討委員会でも、これまでに2回の検討委員会を開催し、8月24日に市内中学校の視察を行いました。令和11年4月の中学校一校化を目指して、中学校校地の選定について検討を重ねております。なお、計画では、一校化する中学校校地は既存中学校の施設を利活用して進めます。

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