巫女舞の様子
開催 | 11月15日を基準に一番近い日曜日 |
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場所 | 大生神社(潮来市大生814) |
主催 | 地区当番区 フォトギャラリー |
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鹿島神宮と祭神を同じくする由緒ある大生神社では、
11月第3日曜日の例祭において「巫女舞神事(みこまいしんじ)」が奉納されます。
七人囃子の奏楽にあわせて鈴を振りながら厳かに舞う姿には、
幾代にもわたり受け継がれてきた、かつての神と人との関わりを伺い知ることができます。
巫女舞神事は、毎年前夜祭、本祭と大生神社例大祭に古式により行われます。
儀式の起源についてはさだかではありませんが、
寛政年間、斎下向(ものいみげこう)の祭儀として伝承されており、
巫女舞神事の中でも古式の姿で保存されていて珍しい行事となっています。
当日奉納される巫女は大生集落氏子中の7歳から13歳までの少女で11月1日夜半氏子総代によって
くじで決定すると同時に、夜に時を待って、当家に気づかれぬように七五三縄(しめなわ)を張ります。
舞は先輩によって前夜祭まで伝習され、巫女は浄衣緋袴垂髪とし、右手に幣、左手に鈴をもち舞います。
巫女は神前に進み正面に座し、
神楽太鼓に合わせて立ち上がり鈴と幣を大きく上下させながら数歩後退したところで前進し、
本の位置に戻り、再び同様の所作を行いながら神前を一周して一座の終わりとなります。
五座ないし七座待って終わりとなります。
舞は簡単ですが、古い様式をそのままに遺す神事として貴重な存在です。
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