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あやめ笠   

あやめ笠

水郷情緒豊かなサッパ舟を操る娘船頭の風情というと、紺ガスリと菅笠(あやめ笠)に象徴されています。い草を編んだあやめ笠は、早場米地帯として知られる当水郷地方では、古くから農作業には欠かせない必需品で、日よけや雨よけの農具として、更には悪事災難を避け常に身をまもる笠としてこの水郷地方では大切にされてきました。

以前は、婚礼の際に花嫁を迎えるときに花嫁の頭にこのあやめ笠をかぶせて災難をよけ、生涯夫婦仲良く幸せにとの願いを込めた行事もあります。
しかし、近年になって帽子等が急速に普及したことに伴い、あやめ笠の需要も極端に少なくなり、あやめ笠を編む人も少なくなってきていました。

このような中、この伝統ある民具である『あやめ笠』を後世に伝承して行くために、潮来市シルバー人材センターのメンバーが中心となり、このあやめ笠を伝承していくための組織を構成し、毎年行われている『あやめまつり大会』においてあやめ笠の物産販売を行っており、平成8年にはこのような活動が評価され「茨城県郷土工芸品」の指定も受けております。

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